金延幸子/み空

み空

み空

「はとの飛び立つなかを 犬がかけてゆく」
はじめのワン・フレーズを聴いただけで、ずきーんとくる。透き通った力強い声とジョニ・ミッチェルみたいな孤高感に、無二だなぁと思わされてしまう。そんな力強く特徴的な声に、ぼくたちは"うたもの"としての評価を与えたくなるのだけど、曲の後半にすすむうちに、アルバムタイトルの「み空」がちょうど音符の「ミソラ」になっているように、彼女自身の声はまったく純粋な音として存在することに気付くので、これまた心地いい。

これは「空はふきげん」という曲です。

2007年のものらしく、いまだ音楽活動を続けていらっしゃることに感謝。
説明不要だと思うけど、ジョニ・ミッチェルはこれね。

「All I Want」は見つからなかった…