どう伝わったら、買いたくなるか/藤田康人

どう伝わったら、買いたくなるか

どう伝わったら、買いたくなるか

キシリトールのPR戦略でおなじみのインテグレーテッド藤田さん。4つのインサイト(ソーシャルインサイト/消費者インサイト/メディアインサイト/流通インサイト)をふまえ話題化する情報クリエイティブを考える。事例はワコール「ラブ、エイジング。」、クノール「つけパン、ひたパン」などを紹介。ワコールの事例では、ワコールの優位性である店頭でのバスト測定を世の中的に強みとして理解させるために、バストは年齢とともに下がり、いちど下がったら戻らないというエイジングの概念を浸透させる。それにより、ファストファッションなど安いブランドのブラジャーを適当につけるのではなく、しっかりワコールで測定し自分にあったブラジャーを選ぶことの良さを理解させた。「99.9%成功するしかけ」と同じくバイブル的にわかりやすくまとめてあります。こういうPR施策って(必ずしもうまくいくとは思えませんが)広告換算はもちろんのこと、売り上げに直に響いているのが示せて素晴らしいですね。