NHK「ディープピープル」女性の美を撮る写真家


インタビューアーなしで、この個性派3人が語り合うっていうのは、面白いですね。
ぼくはホンマタカシさんのやり方が意外でびっくりしました。ぜんぜんモデルと話さないで、しかもほんの数枚しか撮らないんですね、「あんまり撮ると嫌われるから」と。「被写体と呼吸を合わせる」という言葉がこころに残りました。
思い出したのは、ぼくが小さいころ大工仕事をしているおじいちゃんについて歩いていたこと。無口のじいちゃんとひまをつぶしてる孫だから、とくに話すこともないんだけど、ずっといっしょにいました。幼いながらもじいちゃんの邪魔にならないように、呼吸をあわせて、ゆったりした気分でそこにいようとしました。そのときのぼくがカメラをもっていたらよかったのになぁ、なんて思いました。ぜんぜん関係ないですけど…