嶋浩一郎のアイデアのつくり方/嶋浩一郎

嶋浩一郎のアイデアのつくり方 (ディスカヴァー携書)

嶋浩一郎のアイデアのつくり方 (ディスカヴァー携書)

博報堂ケトルの嶋さんのアイデア本。この方の本はたのしいし、読みやすいです。
内容は、モールスキンノートでのアイデアノートのつくり方。整理するのじゃなくて、散らかす。集中するのじゃなくて、飽きっぽくて散漫でいい。思わぬ情報のかけ合わせに気づけるかどうかが良いアイデアかどうかを決める。
嶋さんのモールスキンノートは一軍と二軍にわかれる。まず二軍ノートに気がついたことや知ったことを何でも書く。そのあと一ヶ月後に一軍ノートにピックアップしてまとめる。ちなみに本は細いポスト・イットでどこにぐっときたかがわかるように文章上に貼るようにしている。あと、一軍ノートにはペリカンのジュニア万年筆を使っているらしい(ぼくと一緒だ。最近使わなくなっちゃったけど)。
本の内容はシンプルで、だれでもできるようにガイドされている感じです。というか、読んでいて、「そういえばこれ周りにやってるひとけっこういるな…」と思いました(広告業界だからでしょうか)。そういう方々って全く同じやり方(モールスキンポスト・イット…)をしているのですが、ぼく個人としては、いいことと分かっていてもまるまる真似するのはぼくには窮屈な気がしたので、まずは知識を集約するノートだけつくってみようかなと思いました。
あと嶋さん、マクガイバーはそうとう好きなのですね…。この本にも登場しました。