利己的な遺伝子/リチャード・ドーキンス

利己的な遺伝子 (科学選書)

利己的な遺伝子 (科学選書)

「くーにゃん会」のメンバー3名で輪読。正直まだ読みきってないけど、エッセンスは吸収したので…ということで終了。(というのは、けっこう読みにくいから。基本ななめよみです。。)
はじめは苦痛だったのですが、途中から読み物としては面白くなってきます。とくに「攻撃」「遺伝子道」や「ミーム」のあたりは神秘を解き明かしていくような面白みを感じます。そんなわけでいろいろ書けるかなと思ったのですが、松岡正剛さんの「千夜千冊」を読んだら、すっかりおなかいっぱいに…。これをあとがきに載せてほしい。名著ながら、かなり批判的な読みも多いようですね。
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1069.html
あまり関係ないですが、この千夜千冊のなかに、こんな一文が。

遺伝子(gene)のスペルにあわせて模倣(ミメーシス)や記憶(メモリー)を“遺伝”しているかと思わせる「ミーム」(meme)というものがありうるのではないかと言い出したのだ。ぼくはさっそくミームを「意伝子」と訳してみたが、ふつうは文化遺伝子だというふうに解釈されている。

ミーム」を「意伝子」と訳しています。洒落が効いてますね…。こんな色っぽいことがかける大人になりたいです。